インタビュー INTERVIEW

ITインフラの最前線で 学ぶ喜び

現在の主な業務内容を教えてください。

光通信設備を作る工事の設計業務を担当しています。設計前の現場調査や、設計図の作成、お客様との交渉などが主な業務です。また、工事をどのように進めていくかの計画を立てるのも、私たち設計担当の大事な仕事の一つです。一連の業務の基礎となる仕事を担う部門として、現場の方が作業しやすい設計と工事計画を行っています。

光通信設備の工事と一言で言っても、住宅の光回線の開通工事、電柱の移動工事といった比較的小規模なものから、大型商業施設の光回線工事など、工事の大きさや内容は案件によりさまざまです。規模の小さい工事は1名で、大きな工事は数名で協力して設計業務にあたっています。

仕事でやりがいを感じる瞬間や、楽しいところは?

担当した工事が完了し、電柱やケーブルが設置された現場を目にした時に、達成感と喜びを感じます。仕事中に前に担当した現場を通った時にも「自分が担当したところだ」と感慨深くなります。

また、以前担当したある工事で、お客様との話し合いや工事がスムーズに進み、予定より早く作業を完了できたことがありました。そのときにはお客様から「あなたに担当してもらえて良かった」という言葉をいただくことができました。うれしかったですし、自信にもつながりました。

先輩や同僚との関わりの中で、印象に残っていることを教えてください。

山間部での大規模な開通工事の際に、設計担当数名で現場調査をしました。年数が経って土に埋もれてしまっていた設備をスコップで掘り起こしたり、たまった雨水をくみ出して作業場所を確保するなど、施工に移るための準備作業にとても苦労しました。その後の施工段階でも、施工管理担当や協力会社の方など、工事に関わる人全員で協力して進めました。工期の短い工事だったので大変でしたが、チームで仕事をしていることを実感できた現場で、「良い思い出だね」と事業所のメンバーともよく話しています。

今、力を入れていることや、今後の目標を教えてください。

苫小牧事業所で設計担当になり、約2年経ちました。至らない点はまだまだありますが、設計担当のプロという自覚を持って、一つ一つの業務に精一杯取り組み、どんな工事にも前向きに取り組んでいます。これまでの経験や、先輩方に教えてもらったことを後輩に引き継ぎながら、実力と人間力をさらに高めていきたいと思っています。「住吉に任せておけば大丈夫だ!」と思ってもらえる人間になれるように頑張りたいです。