インタビュー INTERVIEW

多岐にわたる業務で磨く SEの技術力

現在の主な業務内容を教えてください。

ITビジネス事業部ではお客様のネットワーク環境の構築といった、情報インフラに関わる仕事を行っています。提案から設計、構築から保守まで行いますが、私はその中のサーバー系の設計・構築・検証・試験作業に主に携わっています。最近では、釧路に出張してお客様のサーバーを構築する案件や、データセンターの機器を入れ替える案件に関わりました。先輩をサポートするかたちで、多種多様な業務に参加しています。

仕事でやりがいを感じる瞬間や、楽しいところは?

関われる工程が幅広いところです。提案などの構想段階からお客様と関わり、設計や構築、その後の保守も行うこともあります。各工程に触れることで、どのようにシステムができあがっていくのかを学べますし、多くの工程に関わるからこそ、システムが完成した時にはより大きな達成感があります。この業界では一部の工程に特化している会社も多いので、入社当時は「こんなに多様な工程に関われるのか」と驚きました。スイッチやルータ、ファイアーウォール、サーバーなどのITインフラに関わるさまざまな機器に触れられるのも魅力の一つです。

お客様も、北海道各地、また東京など本州にもいらっしゃいます。多種多様な現場を見ることができるので、いつも新鮮な気持ちで仕事に取り組めています。

先輩や同僚との関わりの中で、印象に残っていることを教えてください。

新入社員のとき、よくお世話になっていた先輩から言われた「危険はあっても安全はない」という言葉が心に残っています。これは「『安全』というものはそもそもなく、『危険』か『より小さな危険』があるだけで、特に現場では注意が必要である」という意味で、現場に行く前の研修の際などによく言われていました。この言葉のおかげで、一つ一つの物事に対して注意深く見る意識や、現場で小さなことにも気付く力が身に付いた気がします。

今、力を入れていることや、今後の目標を教えてください。

「先を見通せるSE」になることです。この仕事は、段取りがかなり重要です。作業フローを正確に理解し、必要な知識や技術も把握して、どのような準備を行い、進めていけばよいのかをさまざまな角度から考えるようにしています。同じ部署の先輩方は、見通しを素早く立てて行動できる人ばかり。その姿を見て学び、立派なSEになれるように努力しています。
資格取得のための勉強にも力を入れて取り組んでいます。現在は、サーバ系の資格取得と、電気通信工事施工管理の1次試験合格に向け、研修動画や参考書で学習に励んでいます。